成田空港→ANA NH 008

15:30 KeenSPDサンダルを履いていったら、金属探知器にひっかかる。同行のkimrinさんはひっかからなかったのに。中国人の団体客がうるさい&ダサい&見苦しい。こんな連中と一緒にされたくない。席が近くでなくて本当に良かった。
16:30 ようやく飛行機。エコノミークラス。うまくもない機内食を食べ、まだ3時間しか乗っていないのにもう飽きた。つらい。ひまつぶしにアメリカ合衆国の州を挙げてみたが、30しか出なかった。こんなんでいいのか。時差ボケで疲れるのは避けたいのでなるべく寝ようと試みるが、あまり寝られず。

カリフォルニアの青い空

同日10:30 8時間の苦痛に耐えて、サンフランシスコ国際空港(SF0)に到着。自分独りだけ空港で迷うが、無事本隊と合流。JacjkieさんとJudyさんの車(荷物満載)で今夜から宿泊するDowntown Hostelに。自分のこばさんのBike Friday入りスーツーケースだけ預け、Janeさんと別れてJacjkie車でSan Fransiscoの自転車で行きにくいところ(坂のすごい、ロンバードストリートなど)を観光。



今回はケーブルカーの通りや、ビーチとか金門橋近辺など、どちらかというとお上品なところを回ったので、脳内BGMは好天と相まってスコット・マッケンジー「花のサンフランシスコ」*1よりはアルバートハモンド「カリフォルニアの青い空」という感じである。日差しは強いが、ちっとも暑くない。



坂の多い中心街にも自転車の人はいて、ビーチに近づくともっと多くなってくる。ヘルメットにチームジャージのローディと、ノーヘル(ヘルメットを冠っている人もいる)&普段着の中級マウンテンバイクorビーチクルーザーのレクリェーショナルライダーと2極化している感じ。Burleyのタンデムや、メーカーは不明だがトリプルも見かけた。近所のリッチ住宅(有名芸能人の家もある)から乗って来る人もいれば、車載でおいしいところでけ自転車で、という人もいる。

*1:ヒッピーとかゲイ系のところには行かなかった

100年前の宿

14:30 Downtown Hostelに再び戻ってくる。大通りにほど近く、街中のたいへん便利なところにあり、安いので*1バックパッカーや夏休み旅行の学生(?)で賑わっている。かなり待ってチェックインしたのだが、これがまあボロというか、不便なところ。まあ安いし、ネタになるのでよしとする。エレベーターは来てるのだか来てないんだかわからないし、二段ベッドだし、部屋にはトイレもシャワーもなく、廊下を歩いて共同トイレもシャワーに行くのだ。クーラーも無いが、不思議と暑くないのでこれはこれでいい。
ただ今時だなと思うのは、宿のフロントや2階のラウンジ(というほどいいところではないが)にはインターネット装備。


この建物は塞がれた謎の扉、険しすぎる非常階段などトマソンの宝庫なのだが、4階のシャワー室のドアは鍵の刺さる穴が無い!仕方がないのでえろぢ師匠は自転車梱包用のベルトで引っ張って使ったそうだ。

*1:SFは普通のホテルがへらぼうに高い!

Chimayのテントに誘われて

夕方まで各自自転車を組み立てたり、シャワーを浴びたりして、近所を飲みがてら散策。ケーブルカーは他から来たアメリカ人にも大人気で、乗るのに長蛇の列ができている。ので終点の転車台や車両、レールの間に仕込んだ動力ケーブルを見ただけ。路面電車トロリーバス、トレーラーバスも走っていて面白い。東洋人系も多く見かけたが、皆英語を話していて不思議な感じ。




デパートやスポーツ用品店も見たが、こちらにはたいした物はなく、カルバン・クラインの男性用下着の型のちんぽがデカ過ぎだろう、などと言いながら、飲み&食事できるところを探す。Kimrinさんがガイドブックでよさげな店をピックアップしていたのだが、結局は皆(というかえろぢ師匠)の直感に頼って、Chimayのテントのあるオープン・カフェならぬオープン・ピアハウスに入る。
Chimay(濃厚エールビール)、エスカルゴのバジル&バター炒め(ちゃんとエスカルゴの形になっている容器)、でかいラヴィオリ、ステーキ、サーモン+よくわからない物などを食べたら眠くなってしまったが、なんとか歩いて帰る。


途中ドラッグストアやローカルコンビニにも寄ったが、売っている飲食物が日本とまるで違うのが楽しい。真っ赤なフルーツ・パンチ、真っ青なケータレード、毒々しいフライド・ビーンズ、アボガドチップスなどを買い込んだが、食べる間もなく寝てしまった。